「ギタリストはCメジャースケールを覚えなさい」と言われる理由

ギターをしているけど、目的もわからないまま、スケールの練習などはしたくない。

大事だと言われるけど、それはなぜ?と理由を知りたくなってしまう方へ書いてみます。

「Cメジャースケールを覚えなさい」ってどういう意味?

C音(ド)からでないとダメ?

Dでもなく、D♯でもなく、Eでもなく、Fでもなく…なぜCメジャースケールをまず覚えようと言われるのでしょうか。

理由はないと思います。強いて言えば、「どれでもいいから、じゃあドレミファソラシドを覚えよう」ということです。

ギターでは、「ドレミファソラシド」という1つを覚えれば、水平移動することで全キーに応用できます。

スケールを覚えるとは?

スケールを覚えるというのはちょうど、文字を覚えるというのに近い気がします。

文字を覚えたからと言って、会話ができるわけではありませんが、同様に、スケールを覚えたからと言って、音楽が奏でられるわけではないことも事実です。

これを例えると、

文字の並べ方によって言葉ができる = スケールの並べ方によってフレーズができる

と言えそうです。【音楽は言語である

そうすると、自分の思ったことを伝えたい時に、文字からできた言葉が必要であるように、自分の思った通りに演奏したい時には、スケールからできたフレーズが必要であると考えられるのではないでしょうか。

確かに、言葉さえ覚えていれば会話はできますが、その元となる文字を知らなければ、自ら言葉を作ることは難しい、つまり、フレーズを作ることは難しいのではないかと感じます。

結局、何のためにスケールを覚えるのかと言えば、自分の思い通りの音を出すためということになります。

Dメジャースケールも覚えないといけない?

ギターやベースはピアノと違い、スケールの型をそのまま平行移動すれば、別のキー(Dメジャースケールなど)にもそのまま当てはまります。

なので、ギターやベースの場合、Cから順番にC#,D,D#,E,F…とメジャースケールの型を律儀に覚える必要はありません。(キーが変わっても型は同じです)

Cメジャースケールの型

画像のように、数字で覚えておくのもアリですし、DメジャースケールのD音をドとして考える(移動ド)のが一般的でしょうか。音を外さないギタリストが見えている指板上の景色とは

ただ、どの位置にD音があって、どの位置にA音があって、という風に所々の位置は押さえておくべきだと思います。

ルート音によく使う5,6弦はよく覚えていると思いますが、1,2,3,4弦も絶対音(A音,D音など)で覚えたいところです。

そうすれば、色々なキーで、色々なポジションから弾き始めるのに役立ちます。

2弦5フレットはたしかEだったな」という感じに。

「ギタリストはCメジャースケールを覚えなさい」と言われる理由

Cメジャースケールは基本と言われますが、「基本だから覚えなさい」では納得がいきません。

しかし、ギタリストはCメジャースケールを覚えていれば、C#,D,D#,E,F,F#,G,G#,A,A#,B、他のすべてのキーのメジャースケールが弾けるという理屈になります。(移動ド)

ほとんどの楽曲のはメジャースケールに使われる7音から成り立っています。

マイナースケールも、メジャースケールの並び替えと捉えることができ、使用している音は同じです

少し伝わりづらいかもしれませんが、「日本で生活するなら、日本語を覚えましょう」みたいなことでしょうか。

日本の大体の人が日本語を使うのだから、それを覚えておけば、大体の人と話が通じます。

同じように、大体の音楽がメジャースケールの音を使うのだから、覚えておけば、大体の音楽を奏でる材料となる。

自分の思ったことを話すには、言葉を知っている必要があります。

だから「ギタリストはCメジャースケールを覚えなさい」と言われるのだと思います。

以上、『「ギタリストはCメジャースケールを覚えなさい」と言われる理由』でした。