作詞作曲のアイデアはどこからくる?→日常の中から

「アイデアは日常の中にある」と言う人

作詞作曲に限らず、「アイデアは日常の中にある」という言葉をよく聞きます。

身近な人では、製造業を営んできた私の祖父がそう言います。

日常から学ぶことがある」と言い、例えば、水の流れるのを見て、カーブの内側は遅く、外側が速いとか。

今では、学校で教わりそうなことも、昔は日常の中から学ぶのが当たり前だったようです。

また、有名人では、作詞家秋元康さん。(対談を記録した本から)

みなさんは、企画を考えようとするとき、わざわざ書店に行ったり、インターネットで調べたりするのではないでしょうか。ネタ帳やメモ帳をつくって特別なことを探しに行くものだというイメージがありませんか?しかし、企画のネタというのは、実は、日常の中にあるのです。(中略)

つまり、企画の入り口というものは気づくことから始まるのです。「秋元康の仕事学」

クリエイターとクリエイターでない人の差は、日常の中に幸せだなと思えるネタを多く見つけられるか、何も面白いことがないと思うかの差に置きかえられる、という話もあるそうです。

日常から曲をつくる

企画の入り口は、他人の意見よりも、まず自分が面白いと思うかどうか

「秋元康の仕事学」

アイデアは「幸せだなと思ったこと」「面白いと感じたこと」などの気づきを素材として、そこから想像を膨らませると言います。

秋元康さんが取材時に「感動できる人は仕事ができる」と語っているように、日常での気づきがそのままアイデアとなるようです。

そこで、私の日常を思い出すことにしました。

じゃがいも心地は2.08ミリ

ある時、コイケヤの「じゃがいも心地」というお菓子にハマっていました。

分厚くて、食感がすごくいい。一体何ミリあるんだろう?」と気になり、ネットで調べてみると2.08ミリあることを知りました。

という歌がこちらです。

何のひねりもない、まっすぐな歌です。

世界地図をくれた本屋さんの店長

もうひとつ、近所のよく行く本屋さんが閉店することになりました。

そこの店長さんが、「どうぞ、これ使ってください」と言って、世界地図をくれました。

私は世界へ旅立つ予定も、国名を覚える必要もなかったので、「店長、これ全然使い道がないよ…」と思いながら、内心、嬉しかったのを覚えています。

そんな歌です。

 

思い込みを捨てる

「店長にもらった世界地図」は結局、作詞・作曲のアイデアに使われました。

「使い道がない」と思っていたのは、「地図は地図として使うもの」という思い込みです。

結果的に、「どうぞ、これ使ってください」と言った店長の言う通りになりました。さすが店長。

アイデアを拡げる

アイデアをたくさん出さないといけないということはなく、それをもとにして話を拡げていけばいいと思います。

「世界地図」「閉店する本屋さん」「感謝」みたいなものから連想することができます。

この曲のアイデアを拡げていって、後日、フルコーラスバージョンをつくってみようと思います。

どうなるのでしょうか…。

まとめると

  1. アイデアは日常の中にある (じゃがいも心地にハマる)
  2. 自分が感動したことに気づく   (じゃがいも心地は分厚くて、食感がすごくいい)
  3. 想像を膨らませる  (じゃがいも心地の厚みはどれくらいだろう?)

 

「アイデアは日常の中にあり、(体験したことに限らず)自分が気づいたこと」だとすると、生活していることがアイデア探しということになります。

もっと言えば、普段の生活自体が、作詞・作曲の一部とも考えられますが、言いすぎでしょうか…。

アイデアが思い浮かばない時は、日常で感じたことを思い出すのが1つの方法です。

以上、「作詞作曲のアイデアはどこからくる?→日常の中から」でした。