DTMソフト音源をマイク録音して空気感を足す方法【リアンプ】

リアンプについて

リアンプとは、一度録った音をスピーカーやアンプで鳴らし、再度マイクで録音することです。

リアンプ」あまり聞きなれない用語です。

その手法は簡単で、スピーカーの前にマイクをセットして録音するだけです。

また、ソフト音源を使った「打ち込み」を再生して、マイク録音することもあります。

これも「リアンプ」に含めて、進めていきたいと思います。

リアンプする理由

リアンプのメリットとして、考えられるのは2つぐらいでしょうか。

  • 空気感を足すことができる。
  • 他の音と馴染ませることができる。

特に、宅録であれば、エレキギターはライン録音が多いと思います。

1つの楽曲の中に、アコギをマイク録音したトラックもあれば、ソフトシンセやドラム音源を打ち込んだトラックもあります

空気感が足りないとか、打ち込み音源のままではイマイチという時にリアンプが使えます。

ライン録音したもの、ソフト音源リアンプすると、マイク録音なので空気感が足されます

リアンプの手順

いかにも知ってる風にリアンプを説明していますが、私は「リアンプ」をやったことがありませんでした。

(えっ!?)

何かのインタビュー記事で、話には聞いたことがあります。

きっと、「別にやる必要ないし」と面倒に感じていたのでしょう。

でも、「DTMの打ち込みでも生っぽく、良い音で曲をつくりたい」という気持ちもあります。

そんなわけで、実際に試してみました。

とはいえ、このリアンプがプラスに働くかは、また別の話です。

マイクとスピーカーがあればできるので、実際の音を聴いて判断することをおすすめします。

以下がモニタースピーカーを使った、今回のリアンプ手順です。

スピーカーでのリアンプの手順

  1. どちらか片方のスピーカーの前にマイクをセット。【今回は左
  2. 再生するトラックをソロにして、パンを左に振るマイクで録音するトラックはミュートにする
  3. 小さい音量からトラックを再生してみて、ちょうどいい音量に調整
  4. 録音スタート

録音時の注意点

リアンプで録音しているトラックはミュートしておきます。

マイクで録音している音がスピーカーから出ていると、ハウリングの恐れがあります。

ボカロをリアンプしてみる

ピアノ、ストリングス、ギター、ドラム、色々なソフト音源がありますが、ボカロもその1つです。

他の楽器でも試してみたいですが、今回は効果がわかりやすそうなボカロで試しました。

ボカロ打ち込み音源

空間系のエフェクトを掛けていないということもあって、声のない部分でぶつっと切れる感じになります。

ボカロ【リアンプ】

こちらも空間系エフェクトは掛けてませんが、空気感が足されました。

ボーカロイドが実際にレコーディングに来てくれたみたいですね。比較的ナチュラルです。

 

次は、リバーブなどを掛けて、オケにミックスにしたものです。

ボカロ打ち込み音源 2MIX

ボカロ【リアンプ】 2MIX

こちらの2つはリバーブとディレイを掛けてるので、ちょっと違いがわかりにくいですね。

どちらがいいかは好みですが、打ち込みとリアンプの両方をブレンドするというのもいいと思います。

打ち込み50% / リアンプ50% みたいな感じです。

ブレンドの注意点

リアンプ音源はマイク録音している分、打ち込みよりも再生位置が遅れているはずです。

2つを混ぜるときは、位相が合うように調整が必要です。

まとめ

リアンプは、一度録った音をスピーカーやアンプで鳴らし、再度マイクで録音することでした。

ソフト音源にもリアンプが使えます。

今回はボカロでしたが、ピアノ音源、ストリングス音源サンプリングCD、なんでも使えそうです。

たとえ、マイク録音した素材であっても、自分の持っているマイクでリアンプすることもできます。

打ち込みであってもライブ感、空気感、馴染みやすさを出したい時、リアンプを考えてみてはどうでしょうか。

以上、DTMソフト音源をマイク録音して空気感を足す方法でした。