ギターは左手より右手が難しいと言われる理由

右手と左手の役割

ギターを始めた頃、こんな疑問があった人は多いと思います。

コード押さえるの難しっ!利き手の右手でコードを抑えたほうが簡単じゃない?

私も思っていました。

一般的には右利きの場合、それぞれの役割は…

右手:弦を鳴らすピッキング

左手:音程を決める押弦

と言えます。

ギターをやり始めたときは、どちらの手でピッキングをするかは迷うと思います。

たとえ「普通は利き手がピッキング」と言われて、その通りやっていても、その理由を納得しておきたいという気持ちもあります。

なので、私なりに「ギターは左手より右手(利き手)が難しいと言われる理由」を考えてみました。

ギターに限らず、弦楽器全般に共通する話です。

ギターにおける左手と右手の奏法

ギターは左手より、利き手の右手の方が難しい、または演奏において重要だ」と言われます。

これの意味するところは、一言でいうと「弦を鳴らすピッキングの方が難しい」ということです。

ひとまず、よくある左手と右手の奏法を挙げてみます。

左手の仕事といえば…

バレーコード(Fコードなど)、ハンマリング、プリング、チョーキング、ビブラート、ナチュラルハーモニクス、スウィープなど。

一方、右手は…

ストローク、ピッキング、フィンガーピッキング、タッピング、トレモロ、アルペジオ、ブリッジミュート、ピッキングハーモニクス、スウィープなど。

どちらも、やることは色々あります。特にスウィープなんかは右手も左手も難しいですよね…。

ギターは左手より右手が難しいと言われる理由(本題)

いよいよ本題です。思いつく理由は次の2つでした。

1.右手は音の強弱をつけるピッキング、表現力を担うから

音楽において、音の強弱(ダイナミクス)は表現力につながります。

なので「手は音の強弱をつけるピッキング、表現力を担うから」という理由がまず1つです。

ちなみにこの理由が大部分だと感じています。

私事ですが、以前12年ほど野球をやっていたんですが、ピッチャーと似ているなと感じます。

投げるとき、

  • 左手はキャッチャーの方向につき出して方向を決める(どの音を出すかを決める)
  • 右手は腕の振りによって、ボールの速さ(強弱)を決める(音の強弱を決める)

例えれば、そんな感覚です。

大きくみれば、左手は弦を押さえるか押さえないかの2択ですが、右手はどれくらいの強さで弦を弾くかという無限の選択肢があるから難しいとも言えます。

2.右手の奏法が難しいから

ピッキングをする右手は、「奏法的に繊細な運動が必要だから」というのが2つ目の理由です。

後付けのような理由ではありますが、「左手と比べて、右手の運動は複雑だな」というのが正直な感想です。

特に、弦をまたいで弾くアルペジオだったり、単音を高速で弾くトレモロ、ピッキング時にかすかに親指を当てて弾くピッキングハーモニクスなどです。

野球で言うカーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークなどの「変化球」のようなものでしょうか。「スウィープ」に関してはは変化球で言う「ナックル」ぐらいの難易度はありそうです。左手のコントロールも難しいですから。

話が脱線しました…。

とにかく、ギターの奏法において、右手の難易度が高いからではないかという事です。

結局、どちらが良いのか

右手でピッキングを行う右利き用ギターと、その逆の左利き用のギター、どちらにするべきなのでしょうか。

「ギターの種類の豊富さなんて気にしないよ」という方は、素直に利き手に合わせたギターを選ぶのが良さそうです。

利き手がどちらか曖昧なのであれば、実際に右利き用と左利き用の両方を弾いて、試してみるのが良いと思います。

弾きやすさも気にしないという方は、右利きのギターの方がたくさんあるので、右利き用にするのが無難です。

プロのアーティストには、「もともと左利きだけど、右利き用のギターで右手でピッキングをしている」という人もいらっしゃるようです。

ちなみに私はもともと右利きなので、迷わず右利き用ギターです。

これは、もともと左利きの人が、どちらにするか迷ってしまう問題ですね…。

私がもし、左利きだったらと想像すると、左利き用ギターを選んでいたかなとは思います。

まとめ

「ギターは左手より右手が難しいと言われる理由」

  1. 右手は音の強弱をつけるピッキング、表現力を担うから
  2. 右手の奏法が難しいから

 

「ギターは右利き用と左利き用のどちらにするべきか」

  1. ギターの種類数やタブ譜を気にしなければ、利き手用のギターを選ぶ
  2. 左右の利き手にこだわりがなければ、一般的な右利き用を選ぶ

 

長々と書きましたが、どちらが正解という話ではないので、せめて参考になればと思います。

以上、「ギターは左手より右手が難しいと言われる理由」でした。