ギターの弦交換でアルトベンリを使わないリペアマン

初めてリペアマンにギターの弦交換をお願いしてみた

先日、ご近所のギターリペアマンさんに、エレアコを見てもらうことがありました。

ついでだったので、弦交換もお願いしました。

弦交換と言っても、10分掛からないでしょうか。

とにかく、すぐ終わるので、リペアマンさんの後ろのイスに座って、弦交換をただただ見守っておりました。

さすが手際が良かったので、つい見惚れてしまってました。

ストリングワインダー(アルトベンリ)


弦を巻くときに便利な「ストリングワインダー」というアイテムがあります。

通称アルトベンリ」と呼ばれています。

これでペグをグルグル回して、簡単に弦を巻くことができるので、弦交換の時にいつも使っています。

ただ、全ての人がそうではないですが、そのリペアマンさんはアルトベンリを使わず、ペグを手で回してました

そのリペアマンさんにとっては当たり前なのでしょうが、私の中ではカルチャーショックでした。

ストリングワインダーを使わない理由

よくよく考えてみれば、ストリングワインダーでペグを回す時にギターのヘッドに当たってしまうことがあります

つまり、リペアマンさんにとっては「楽だからと言って、ギターを傷つけてしまう恐れがあるものは使わない」というだけのことで、「そりゃそうか」となりました。

結局、ストリングスワインダーを使わないというだけのことですが、「ギターを大事にしてくれてるんだなぁ」と思い、ちょっと嬉しかったという話です。

(自分のギターなので、自分ではアルトベンリで巻いちゃってます…罪悪感…)

道具を大切にしないとですね。

品質第一の意味

このリペアマンの話を一言でいうと、「品質第一」ということでしょうか。

製造業などで「品質第一」という言葉はよく使われますが、この意味は、「生産管理のQCD」のことだと思われます。

QCDの意味は、「Quallity(品質)」「Cost(コスト)」「Delivery(納期)」の頭文字をとったもので、「需要の三要素」と呼ばれます。

「Q=品質」「C=コスト」「D=納期」において、初めのQ=品質が最優先事項だということですね。

(大きくみれば、そこにいるリペアマンさんと私の安全が第一ですが、省略…)

サービスの提供では、「コスト(C)の低減」「納期(D)の厳守」も大事ですが、「品質(Q)を第一」とした1つの考え方があります。

『地道に手で弦を巻くという「コスト」を掛けてでも、ギターを傷つけないように「品質」を優先する』

弦を交換するギターリペアマンさんの背中が、そう私に語りかけていたのでした。おしまい。

 

以上、「ギターの弦交換でアルトベンリを使わないリペアマン」でした。