ヒャダイン氏の女声ヒャダル子の作り方に関する情報、まとめと感想

ヒャダインさんの女声「ヒャダル子」に関する記事へのアクセスが最も多かったので、調べた情報をここにまとめました。

情報まとめ

  1. 歌のピッチは「7下げ」で録っている
  2. 普通に歌っても、女性の声にはならない(元の歌声、歌い方が大事)
  3. 基本的には、ピッチを上げて、フォルマントを変えるくらい

 

以下は、ヒャダインさんの女声についての情報と感想です。

1. ピッチは「7下げ」で録っている

──ヒャダインさんは女性ボーカル曲のデモを作るとき、“ヒャダル子”という別人格で仮ボーカルを入れることで知られていますが。

ヒャダイン『ピッチを“7下げ”で録ってあとから上げて、女性っぽい声を作っているんです。でもただソフト上でフォルマントとピッチの値を上げても女の人の声にならないので、録る時点で若干キモく歌ったり工夫して(笑)』

【引用元:音楽ナタリー「椎名林檎 × ヒャダイン対談」】

オケを5上げ(7下げと同じキーに対応する)の状態で歌を録音し、その後、歌のピッチを7上げることで、男声→女声にしているとのこと。

半音7つ分も下げて、歌を録っていることに驚きです。

なぜなら、ピッチを上げれば上げるほど、人間っぽさは失われ、機械っぽくなるからです。

とは言え、1音や2音上げるだけでそれっぽくなる声の方もいるでしょうし、この辺りは個人差になります。

いずれにしても、元の歌声が大事なので、それを「キモく歌ってカバーしている」ということでしょうね。

2. 普通に歌っても、また、人によっては女声にならない場合がある

ただ普通に歌ったところで女性の声にはならないんです。

こないだ、そうアニパラ音楽館に出演して影山ヒロノブさん、ちゃらへっちゃらでおなじみの影山さんの声をヒャダルコと同じように処理しても女性の声にはならなくて

がんばって田中真弓さんだったんですよ。そう、ルフィだったんですよ。

【引用元:けいちゃん☆さんのブログ『NOTES OF KEICHANG☆』の記事「ヒャダインナイト・その4」より】

(こちらは「ヒャダインナイト」というトークイベントを文字おこしされた内容のようで、そこから引用させていただきました)

これから言えることは、繰り返しになりますが「元の歌声が大事」ということです。

歌い方を変えなければ、もしくは、人によっては無理な場合もあるので、諦めも必要という事でしょうか。

無理だとわかると残念かもしれませんが、「諦める」は「明らかに見る」で「あきらめる」だとも言いますし、無理な事が明らかになれば良しという事で。

3. 基本的には、ピッチを上げてフォルマントを変える

──差支えなければ、ヒャダル子さんの声の作る方法を教えていただけますか?

ヒャダイン
『いやぁ、すみません。これが差支えあるんですよ(笑)。でも、やっていることは、ピッチを上げてフォルマントを変えているくらいです。』

【引用元:雑誌「SOUND DESIGNER 2012年9月号」インタビューより】

具体的には不明ですが、インタビューによれば、ピッチ上げに加えて、フォルマントも変えているということです。

その他、ボーカルに施す一般的な処理も当然しているはずです。

ただ、「歌い方」以外の編集作業においては、ピッチ上げとフォルマント調整が大部分だと解釈できます。

まとめ

  1. 歌のピッチは「7下げ」で録っている
  2. 普通に歌っても、女性の声にはならない(元の歌声、歌い方が大事)
  3. 基本的には、ピッチを上げて、フォルマントを変えるくらい

 

ヒャダインさんは「7上げ」ですが、実際のところ「どれだけピッチを上げるか」は個人差によるところが大きいです。

それこそ、半音5つ分くらいの個人差の幅はあり得ると思います。

なので、「何音上げる」といった具体的な方法はなく、実際に試してみることになりますが、ここにまとめた情報を参考にしてみるのも1つかと思います。

以上、『ヒャダイン氏の女声ヒャダル子の作り方に関する情報、まとめと感想』でした。

 

【過去記事:神ボイスチェンジャーでヒャダイン氏の女声「ヒャダル子」はつくれるのか?

【過去記事:打上花火を女声でカバーしてみた