ギタリストにおすすめできる音楽理論書【ギターで覚える音楽理論】

ギターで覚える音楽理論

ギターを初めてある程度弾けるようになったら、音楽理論というものが気になってくるものです。

そんな時には、本を読んでみるのが手っ取り早いと思います。

楽器屋の教則本コーナーで立ち読みでもかまいません。

立ち読みで読み切ってしまって、申し訳なくなって買うというのはあるあるではないでしょうか。

私がギターを始めてしばらく経った頃、ベースをやっていた子が音楽理論書を貸してくれました。

ただ、それは五線譜による説明で、タブ譜が読める程度の山田には理解できませんでした。

それがきっかけなのか、音楽理論を知るために楽器屋さんで教則本を探したりしていました。

そして、どこかで『ギターで覚える音楽理論』という本を買いました。

今となっては、この本を買っててよかったなぁと感じているので、ご紹介したいと思います。

どんな本なのか?

ギターを弾く人にとって、一般的な音楽理論書では理解しにくいと思います。

基本的に五線譜で説明されているからわからないということもあります。

「ギター」は鍵盤に比べるとかなり特殊な楽器であるので、視覚的に理解しようとすると、やはりタブ譜が欲しいところです。

この本も、五線譜での説明はあるのですが、タブ譜での説明もあります。

内容は初級レベルではなく、中級レベルぐらいの印象です。

私はいよいよ、ギター初心者と呼ばれるには月日が経ちすぎたよ」という方にも、おすすめです。

 

『ギターで覚える音楽理論』養父 貴 (ようふ たかし)著 【2005年3月25日初版発行】

10年以上前に発売された本なんですね。

この本はイントロダクションでも説明されているとおり、ギタリストの視点で書かれた音楽理論書であり、

ギターの指板に置き換えて、説明されています。

また、『これがメジャースケールです。覚えましょう』とか『1度と長3度と完全5度を重ねたものがメジャーコードです』といった類の単なる名称の説明とは正反対の内容の本であるといえます。

ついつい、名称を知ることで理論を理解した気分になりそうですが、それは逆ではないかと思います。

名称を覚えられなくても、仕組みを理解することが本質であることを忘れないようにしたいものです。

当たり前のことですが、大事なことですよね。

教則本を読んでも上達しない理由の一つとしてこのような名称を理解することで理論を理解したという勘違いが挙げられます。

しかし、この本は『なぜメジャースケール(ドレミファソラシ)はこの並びなのか』など、『なぜそうなるのか』という理由から逃げることなくはっきりと疑問に答えてくれています。

どんな人におすすめ?

問題は実践に活かせるかですが、むしろ実践的に使えるように基礎の部分は省略されています。

そういったことからも、ギターを始めたばかりで読んでも理解は難しいかもしれませんが、これが理解できれば初心者を脱出できるという感覚です。

ただ、初心者においてもダイアトニックコードやスケールの覚え方など、知っておきたい考え方が多く、いずれは必要になる日が来るのではないかと思います。

無駄な知識は削ぎ落された、実用的な音楽理論を説明してくれています。

もちろん、この本の全てを理解しないといけないわけでもなく、今知りたいことや、わかる内容が読めれば十分だと思います。

いまひとつ音楽理論がわからなかったり、自分が何を弾いているのか理解したいという人におすすめです。

ダイアトニックコードの成り立ちコードとテンションの考え方など、気になる事が理解できると思います。

確かに「確信を持ってプレイするために」と言えます。

色々と説明してきましたが、身もふたもない事を言ってしまうと、試し読みで実際に読んだ方が早いかもしれません。

Kindle版もあるようです。

 

余談

昔、ベーシストにこの本を貸してあげたことがありますが、その本が2度と帰ってくることはありませんでした。

結果、再度購入することになりましたが、それくらいお気に入りなのかもしれません。

みなさんも買って良かったとなればいいですが、少なくとも山田にとって良い本だったということしかわかりません。

この本を(結果的に)プレゼントしたベーシストには、この本についての感想は聞いてませんでした・・・。

面白いゲームソフトを借りパクする原理でいえば、良い本だったのかもしれません・・・。