良い音とは?『良い音』の3つの意味

良い音」と一言に言われても、「具体的にどういいの?」と思ったことはないでしょうか?

もちろん、「話の流れでわかる」という部分もあると思います。

しかしながら、「良い」という表現はくせ者で、漠然としていて何のことを言っているのか、わからないことがあります。

「良い音ってなんですか?」という疑問には、「時と場合による」というのが結論だと思います。

なので、その「時と場合」を見ていきたいと思います。

 

①再現性が高い音(機械)

ウォークマンで音楽を聴いているときとか、パソコンのスピーカーで音楽を聴いているときを思い出してください。

同じ音源でも再生する機械によって、音の鳴り方、つまりは聴こえ方が変わってくると思います。

2万円のヘッドホン、100円のイヤホン、10万円のモニタースピーカー、ノートパソコンのスピーカーなどなど。

周波数レンジが広かったり、音の解像度が高いものが良い音であるという考え方が良い音の意味の1つです。

高音質」という言葉を「良い音」と言っている場合です。

つまり、「良い音」をつくりだしているのは機械だということです。

 

②役割を果たしている音(演奏者)

これはバンドなどでよく使われる意味でもあると思います。

あらゆる楽器は1つの楽曲の中でそれぞれの役割がありますが、その役割を果たしている音かどうかというのが2つ目の「良い音」の意味です。

それは、単に周波数レンジが広ければいいというものでも、音の強弱がよく表現されていればいいというものでもありません。

一言で言ってしまえば、「ちょうどいい音」です。

なんともふわっとした表現になってしまいましたが、歌ものバンドにおけるギターを考えてみます。

例えば、他の楽器やボーカルと周波数が被らないように、中域を押さえたギターの伴奏などは良い音の1つです。

また、間奏に入ればボーカルがなくなり、中域を強調したギターソロも良い音の1つです。

それぞれの場合で、強すぎず、弱すぎず、ちょうどいい役割を果たしていることが「良い音」と言えます。

つまり、この場合「良い音」をつくりだしているのは、演奏者だということです。

 

③心地が良い音(主観的)

音を聴いたその人が心地がいいと感じたら、それは良い音なのでしょう。

個人差はあると思いますが、同じ人間である限り、大差はないとは思います。

ただ、細かい音の違いになってくると、個人の趣向が影響するはずです。

「よそはよそ!うちはうち!」と言うように、そもそも違っているものです。

ザクザクした音が好きだったり、ツルツルした音が好きだったり、色々です。

つまり、「良い音」をつくりだしているのは、リスナーだということです。

 

まとめると…

良い音の意味は時と場合で変わるというのは、初めに述べた通りですが、

①再現性が高い音(機械)

②役割を果たしている音(演奏者)

③心地が良い音(リスナー)

おおよそ、この3つが「良い音」の意味として使われることが多いのかなと感じております。

ポイントは何に対して「良い音」と言っているかではないでしょうか。

機械なのか、楽器なのか、演奏者なのか、はたまたリスナーの好みなのか。

「良い音とはなにか?」という議論はいくつもあると思いますが、あなたが考える「良い音」が見つかればと思います。

以上、『良い音』の3つの意味でした。