ドラムのキックをサステインペダルにアサインする方法

DTMをしていると、ピアノロールやドラムマップにポチポチと音を打ち込んでいくのではなく、「ドラムをもっと音楽的に打ち込みたい!」ということもあるはずです。

そういう時は、キーボードなどを使ってリアルタイムでMIDI録音するのが一般的です。

キーボードを弾いてドラムの音を出して演奏する「指ドラム」と呼ばれるものです。

しかし、ドラマーの方は特に「キックは指じゃなくて足で鳴らしたい!」という方もいるのではと思います。

そうすればキックを指で入力するむなしさというか、わずらわしさもなく、普通のドラムに近い感覚で演奏することができます。

なので、「キックをサステインペダルで鳴らせるようになった方法」を書いてみようと思います。

Cubaseでの説明となります。

Cubaseのインプットトランスフォーマーを使う

Cubaseには「インプットトランスフォーマー」という機能があります。

これを使ってサステインペダルをキックにアサインします。

インプットトランスフォーマーは各トラック選択時に画面左によく現れてくるインスペクターにあります。

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目的のトラックにインプットトランスフォーマーを適用できればいいので、「このトラックのみ」を選択します

(クリックで拡大)

すると、インプットトランスフォーマーの画面が現れます。

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サステインペダルの信号はCC64というものになっていると思いますので、そのままではキックにアサインできません。

なので、ひとまずモジュール1でサステインペダルの信号をノートに変換してやります。

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モジュール1の文字の左にあるスイッチをONにしておきましょう。

下の方にある機能は「変換」にしています。

画像の説明をしますと、上部が変換前、下部が変換後のリストが入るようになっています。

まずは上のリストには変換したい対象を+ボタンで追加していきます。

この場合はSustainなのでCC64の値を設定します。

そして下のリストも同様に、上で設定したものをどのように変換したいかを選んでいきます。

この場合はMIDI入力での音にしたいので「ノート」とします。

そうすると、Sustainの入力信号だったのがノートに変換されます。

実際にサステインペダルでMIDI録音するなどして確認しましょう。

(私の場合はなぜかE3へとノートが変換されていました。そうゆうものなのでしょうか・・・)

とにかく、

サステインペダルの入力がどの音に割り当てられているかがわかれば、後はそのノートの位置を変換してやれば完了です。

 

モジュール4に新たな設定を追加しました。(モジュール2、3でもいいのですが)

(クリックで拡大可)

こちらの画像のような設定でキックでよく使われるC1へ入力されるように変換できるようにしました。

また、サステインペダルだとON、OFFの2段階なのでベロシティが0か127かになってしまうはずです。

ので、同時にベロシティ127を100に変換しています。

今回はE3に入力されていましたが、他の人の場合はどうなるのか不明です。

それと「別にC1に変換しなくていいし、ベロシティもなんでもいいよ」という方はモジュール1の設定のみでOKです。

「ドラムなどの音源側のキーマップを、サステインペダルの入力されたノートに合わせてやる」という方法もできると思いますので、モジュール4はおまけです。

使用した機材

MIDIキーボードのiRigKEYSにYAMAHAのFC5というフットスイッチを接続しました。

 

さんざん「サステインペダル」と言っていましたが、それに類するものと思っていただければと思います。「フットスイッチでも可」です。

ペダルやフットスイッチ類は他にもたくさんあるようなので、ご自身の環境で使えるものであればいいと思います。

FC5の場合はほぼ踏み込み切った位置で入力されます。強さは関係なく、ゆっくり踏んでも反応します。

なので逆に強く踏んでも、踏み込み、押し込みが甘いと反応しません。

動画を録ったのでこちらでご確認ください。

 

ドラムのキックをフットスイッチにアサインする #fc5 #yamaha #DTM #フットスイッチ

山田なおさん(@yamadanao_com)がシェアした投稿 –


踏み込み切れてないところは音が出ていないですね。

今回はキックをアサインするということでしたが、インプットトランスフォーマーを駆使すれば、キックに限らず色々なパラメータにペダルをアサインできると思います。

フットスイッチやサステインペダルをお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。

以上、「ドラムのキックをサステインペダルにアサインする方法」でした。