コード進行を数字で覚えるべき理由

コードというのはそれ単体ではCとかAmとかアルファベットで表されています。

しかしコード進行というのはコードが鳴っていく順番のことなので、CとかAmのままではそれぞれのコードの関係性は見えてきません。

ダイアトニックコードは「Ⅰ Ⅱm Ⅲm Ⅳ Ⅴ Ⅵm Ⅶm(♭5)」と表されますが、これをそのまま数字で書いた方がわかりやすいはずです。

するとそれぞれ、 1 2m  3m  4   5   6m  7m(♭5)   となります。

ナッシュビルナンバーシステムとは?

1 2m  3m  4   5   6m  7m(♭5)  のようにアルファベットを数字で置きかえる方法をナッシュビルナンバーシステムと呼ぶようです。

そもそも数字として表さないとそのキーにおいてのコードの役割が全く見えてこないので、当たり前の手法だと思われるかもしれません。

だれでもやっていそうなこの手法にこんなにカッコいい感じの名前が付いているなんて知りませんでした。

ナッシュビルナンバーシステム・・・。言ってみたくなるのは私だけでしょうか。

「おれ、ナッシュビルナンバーシステムで曲つくってるんだけど・・・」

言い方によっては鼻につく感じになりそうです。どうでもいいですね。すいません。

とにかく、アルファベットを数字に置きかえるナッシュビルナンバーシステムを使うことでコード進行が見えてくるという事です。

 

コード進行を数字で覚えるべき理由

あなたの好きなコード進行はなんでしょうか。

ちなみに、私の友人が好きなコード進行はCメジャーキー(Amキー)で言えば「Am F G C」らしいです。

ナッシュビルナンバーシステムで言うと「6m  4  5  1」口頭で言うならば「ロクヨンゴーイチ」です。

では、キーが1音上がったときはどうでしょうか。カラオケで1音高く(+2)したと考えてみます。

移調したところで「6m 4 5 1」は「6m 4 5 1」に変わりありません。

しかし、1音上がってDメジャーキーになっていますから、実際のコードは「Bm G A  D」となります。

これもDメジャーキーにおけるまぎれもない「ロクヨンゴーイチ」です。

つまり、

「好きなコード進行は?」

と聞かれて「Am F G C です」なんて答えると「じゃあ Bm  G  A Dは好きじゃないの?」という話になります。

そうなるともはやCメジャーキーが好きか、Dメジャーが嫌いであるというおかしな話にもなりかねません。

ここで言うコード進行というのはキーを考えない、汎用的なコード進行のことです。

12種類もあるキーを考え出すとコード進行も12種類覚えないといけなくなります。

僕の好きなコード進行はCメジャーキーだと「Am F G C」で、Dメジャーキーだと「Bm G A  D」で・・・という風にです。

なのでまずはコード同士の相対的関係性を表すナッシュビルナンバーシステム、つまり数字で考えることが重要です。

そうすることで、効率的に色んなキーの曲に対応させることができるはずです。

 

コード進行を数字で覚えるメリット

どんなキーにも対応できる

楽曲などをコード進行を数字で分析し始めると、この進行はあの曲と同じだなということが必ず出てきます。

その同じコード進行の多さにうんざりするほどだと思います。

しかし、それがダメな事ではなく、それにもかかわらず別の楽曲として存在していることが音楽の奥深さを物語っているのかもしれません。

コード進行の他にも、主旋律、アレンジ、リズム、音色、歌詞など楽曲を構成する要素が無数にあることが、その奥深さの1つだと思われます。

コード進行を数字として自分の引き出しに蓄積することで、どんなキーでも好きなコード進行を当てはめて作曲したり、自分の楽曲に応用して取り入れることができることがメリットと言えます。

すでに使っている人も多いとは思いますが、「ナッシュビルナンバーシステム」名前だけでも覚えて帰ってください。

 

以上、「コード進行は数字で覚えるべき理由」でした。